ブリッジ

歯ごたえの感覚が100%本物の歯の根に伝わる、つまり歯ごたえを感じられる。
但し、支えの歯の状態の管理が非常に大切です。
歯科医が行う神経の治療の適切さと患者様の意識の高さが必要となります。

ブリッジとは歯が抜けてしまった部分を周辺(原則的には両隣)の歯を削って支えにし固定式で噛み合わせの機能を回復するものを言います。

建築で造られる橋と同じで橋桁(はしげた)の本数や位置、橋桁がたっている場所の地盤、橋が直線か曲線か、自転車が走れればいい強度なのか何十トンもある車輌が通っても大丈夫な強度がいるのかなど、千差万別の状態を考慮し設計、施工されなければなりません。

健康保険法においては、ある計算式にのっとってブリッジで強度が十分かどうかを割出し、OKの場合は保険適用症例と判断されるルールとなっております。

「ここは保険でブリッジを入れることができますか?」
という患者様の質問に対し、我々が速答できる簡単なパターンのものもあれば、先ほどの計算式に当てはめてOKと判断できるもの、あるいは無理と判断されるものもあります。

ブリッジで歯を入れることが可能なものは1本だけ歯が抜けている場合から複数本歯が抜けている場合まで実に300パターン以上も存在します。

できれば健康保険を使ってブリッジで噛み合わせの機能を回復させたいとお考えの方は気軽にご相談ください。